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本からのぞく阪神間

作品の舞台はここ芦屋

~芦屋市立図書館打出分室が登場~

世の中には星の数ほど「本」があふれています・・・。手にとった本には、さまざまな知識が、情報が、そして夢までもつまっているのです。
こちら「本からのぞく阪神間」では、阪神間の地元ネタ満載の本、阪神間発の本を、地元各施設からご紹介いただきます。
「!」と感じる本、心に残る本、一生付き合いたいと思う本・・・そんな宝物のような本に出会えますように!

今回は芦屋市立図書館ホームページより、芦屋市立図書館が登場する作品をご紹介します!
ミーナの行進<br>小川洋子・作<br>中央公論新社(1,680円)<br> 全国書店にて<br>お求めいただけます。
ミーナの行進
小川洋子・作
中央公論新社(1,680円)
 全国書店にて
お求めいただけます。

小川洋子さん作・小説「ミーナの行進」は、なんと1972年の芦屋が舞台。現在の図書館打出分室も登場するんです!!小川洋子さんは、執筆当時、芦屋に住んでおられたんですよ。
主人公といとこのミーナが芦屋で暮らした一年間を描いたこの作品は、平成18年度谷崎潤一郎賞を受賞されました。
作品に登場する、図書館打出分室にいた背の高いお兄さんっていったい誰でしょう・・・?
小川洋子さんといえば、全国の書店員が「お客様にも勧めたい」と思った本を選び投票する「本屋大賞」の第1回受賞作で、映画化もされた『博士の愛した数式』、泉鏡花賞受賞作『ブラフマンの埋葬』などが有名ですね。
芦屋市立図書館打出分室<br><所在地>芦屋市打出小槌町15番9号
芦屋市立図書館打出分室
<所在地>芦屋市打出小槌町15番9号
芦屋ゆかりの作家といえば、村上春樹さんもそのお一人。

村上春樹さんは著書「スメルジャコフ対織田信長家臣団~CD-ROM版村上朝日堂」のなかで『いちばん個人的に好きだったのは、昔の芦屋市立図書館です。』と書かれているとか。
これは打出分室の石造りの建物のことでしょうか?

こちら打出分室は、明治時代後期から大正にかけて大阪にあった逸見銀行の建物が1930(昭和5)年、芦屋に移築され、1953(昭和28)年に芦屋市が買い取って図書館になりました。1987(昭和62)年、市立図書館が現在地(伊勢町)に移転後、打出分室となりました。

芦屋市立図書館
1949(昭和24)年5月、芦屋市前田町に創設。1954(昭和29)年、打出小槌町(現打出分室)に移転。1987(昭和62)年より、現在地(伊勢町)。
1990(平成2)年、打出分室を旧図書館に開室。1991(平成3)年 大原分室(大原町)が開室されました。
蔵書は35万冊超。特別コレクションとして「田尾スポーツ文庫(計1,181冊)」「松本幸雄バスケットボール文庫(計631冊)などを所蔵。
「こどもおはなし会」「絵本の会」などの月例行事や「人形劇の会」「大人が楽しむお話の会」「親子で楽しむお話の会」などの年間行事などさまざまな主催行事が開催されています。
<所在地> 芦屋市伊勢町12番5号
<TEL> 0797-31-2301
<開館時間> 火曜日~日曜日 (祝日も開館します)
          午前10時~午後6時
<休館日>  月曜日  ※月曜日が祝日の場合は開館し翌開館日を休館します
         第1火曜日  ※第1火曜日が祝日の場合は開館し翌日を休館します
         年末年始、特別整理日
<ホームページ> 芦屋市立図書館