地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、西宮の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

西宮の地域情報サイト「まいぷれ」

本からのぞく阪神間

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

〜30年以上続く人気の展覧会〜

世の中には星の数ほど「本」があふれています・・・。手にとった本には、さまざまな知識が、情報が、そして夢までもつまっているのです。
こちら「本からのぞく阪神間」では、阪神間の地元ネタ満載の本、阪神間発の本を、地元各施設からご紹介いただきます。
「!」と感じる本、心に残る本、一生付き合いたいと思う本・・・そんな宝物のような本に出会えますように!
「2008 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」<br>図録<br>社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)(2,300円)<br>西宮市大谷記念美術館受付にて<br>お求めいただけます。
「2008 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
図録
社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)(2,300円)
西宮市大谷記念美術館受付にて
お求めいただけます。
毎年イタリアのボローニャで開催される子どもの本専門の国際見本市、ボローニャ児童図書展(Bologna Children’s Book Fair)。世界中の出版社のブースが立ち並ぶ会場では、さまざまなイベントとともに、新人から出版経験のある人まで、作品を5点1組にすれば誰でも応募できる絵本原画のコンクールが行われています。

このコンクールの入選作品を日本で紹介しているのが、西宮市大谷記念美術館で1978年から開催している「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」です。伝統的な技法からCGを使ったものまで、世界のイラストレーションの最新の動向を伝え、また絵本とは異なる原画の魅力を楽しめる展覧会として、近年ますます注目を集めています。

展示作品の中には、すでに絵本として出版されているものもあれば、そうでないものもあります。気になるイラストレーターについて調べたい、心に残った作品を手元に置いておきたい、そんな方には、毎年発行している展覧会図録がおすすめです。すべての入選者と特別展示の作品がダイジェストで収録され、ページをめくるたびに個性豊かな物語世界が広がります。

多くのファンの皆様に支えられ、30年以上にわたり続いてきた展覧会。近年は、特設の絵本売場や閲覧コーナーのほか、会期中の指定日に一時保育のサービスも行っています。ご家族やお友達とご一緒に、お気に入りの作品を見つけに、ぜひご来館ください。

<本ご紹介:西宮市大谷記念美術館 学芸員 池上司氏>

※「2008 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」図録は在庫がなくなり次第販売終了となりますので、ご希望の方は事前に同館までお問い合わせください。
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」<br>1978年当時の会場風景
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
1978年当時の会場風景
「2006 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」<br>会場入口のディスプレイ
「2006 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
会場入口のディスプレイ
今年も開催! 「2009 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2009年8月22日(土)〜9月27日(日)
西宮市大谷記念美術館


イタリア・ボローニャ児童図書展の絵本原画コンクール入選作品による恒例の展覧会。今年は61か国2714名の応募の中から、日本人18名を含む、20か国81名の作家が入選しました。特別展示では、2008年「国際アンデルセン賞」画家賞を受賞したイタリアのイラストレーター、ロベルト・インノチェ
ンティの原画46点を紹介します。

西宮市大谷記念美術館

実業家・大谷竹次郎氏のコレクションと邸宅をもとに1972年に開館。大規模な増改築工事を経て、1991年に現在の建物になりました。ロビーからはせせらぎのある緑豊かな庭園が一望でき、閑静な住宅街の中にある水と緑の美しい美術館として親しまれています。上村松園、梅原龍三郎、ギュスターヴ・クールベなどの近代絵画を中心とした館蔵品展のほか、毎年恒例の「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」などの企画展を随時開催しています。和室「緑爽庵」は茶会などへの貸し出しも行っています。

<所在地> 〒662-0952 西宮市中浜町4-38
<TEL> 0798-33-0164
<開館時間> 10:00~17:00(入館は16:30まで)
<休館日> 水曜日(祝日の場合は開館し、翌木曜日休館) 展示替えのため臨時休館あり
<ホームページ> 西宮市大谷記念美術館