地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、伊丹市ポータル「いたみん」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

伊丹市ポータル「いたみん」

【科学でお茶を】サイエンスカフェ伊丹

分子生物学会トークバトル!リアリティと意外性、笑い

2013/12/10

こんにちは、サイエンスカフェ伊丹のスタッフブログです。
企画しているイベントの裏話や、科学こぼれ話などをポロポロつぶやかせていただきます。
のんびりお茶を飲みながら、おつきあいいただけると嬉しいです。
毎週月曜更新予定 (*^^)v
「学会」なんて聞くと、
偉~い人達が集まるところ、
むっちゃ固い雰囲気ところ、自分には全然関係のないところ・・・
って感じがしますよね~
ところがどっこい。 
分子生物学会なるところが、
12/6に 『40年後の分子生物学会をSF的に描いてみよう!』 ってテーマでのトークバトルを開催したそうです。
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/skondo2/mbsj2013/planning_2050/

イベントの正式名称は、 『分子生物学会2050年シンポジウム』
・・・・・あ、正式名称は固かった(^_^;)
なんと、2050年という想定で、パフォーマー5人が10分のプレゼンテーションをして、会場の観客100人に投票してもらい、もっとも票を集めたパフォーマーが優勝するんだとか。
『採点は、未来のプレゼントしてのリアリティと意外性、笑いを総合評価』だそうで。

え?
意外性と笑い???
学会もやるじゃ~ん(^◇^)
ではでは、パフォーマーのコメントの一部をご紹介

No.1池谷裕二さん(脳科学)<--時々マスコミで見かけるハリーポッターみたいな方ですね(^^)/
「そもそも、どうして2050年の未来を私たちは想像できるのでしょう。
もちろんヒトに脳があるからです。
脳科学者の参加こそこの企画にふさわしいはずです。ですから、私が負けるはずがありません。」 


No.2 堀川大樹さん(クマムシ博士)
「みなさんご存知のように、現在、『宇宙生命インベーダー・NK』の攻撃により人類存亡の危機に瀕しています。」


No.3 谷内江望さん(合成生物学)
「実際に2050年にやってくるだろう未来に向けて皆さんのギアをバッチリ切り替えます。
優勝ももちろん私がかっさらいます。」


No.4 高濱洋介さん(免疫学)
「かかってこんかい!」


No.5 小澤龍彦さん(抗体工学)
「未来の合コンの姿をご覧にいれましょう。若手層からの共感は私が独り占めでしょう。
間違いありません。」


No.6 八代嘉美さん(再生医療)
「日本SF作家クラブにも籍を置く私が負けるという要素が、いったいどこにあるんでしょうか。」
いっや~
パフォーマーのみなさん、思いっきり のりのり ですね。これは聞かなきゃ! って感じ。

え、もう終わってしまったじゃないって?
大丈夫。
この様子、なんとBSフジ「ガリレオX」での放映が決定したそうです。
2014年1月の予定だとか。

録画予約しなくては~~~
★そうそう、サイエンスカフェ伊丹も年明けに生物ネタを企画中です(*^^)v
テーマは遺伝子の付箋紙、エピゲノム。
今週、ゲストの先生のところに打合せに行っています。
また報告しますね~~~

―――――――――――――――――――
パフォーマーの方のコメント及びシンポジウム内容は、分子生物学会「2050年シンポジウム」のサイトより引用させていただきました。
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/skondo2/mbsj2013/planning_2050/

■サイエンスカフェ伊丹■
2008年より伊丹市内で1~2か月に1度、「サイエンスカフェ」という、研究者の話を聞きながら気軽に議論を楽しめる場を提供しています。2012年より中高生やその保護者の方に理系進路のおもしろさを伝える企画も始めました。
ラスタホールを活動拠点とする市民団体です。
  
サイエンスカフェ伊丹ホームページ<http://cafeitami.web.fc2.com/