【科学でお茶を】サイエンスカフェ伊丹
え~学校でやってよ~と思いましたが、やってみると面白かった。
2014/01/13
こんにちは、サイエンスカフェ伊丹のスタッフブログです。
企画しているイベントの裏話や、科学こぼれ話などをポロポロつぶやかせていただきます。
のんびりお茶を飲みながら、おつきあいいただけると嬉しいです。
毎週月曜更新予定 (*^^)v
年もあけ、寒い毎日ですが、みなさんお元気ですか~(^^)/
おもしろいメールをいただいたので、許可をいただいて今日はちょっとおすそわけをば(*^。^*)
うちの子の冬休みの宿題に「イカの解剖」ありました。
理科の先生が変わった方らしく、イカの解剖か、鶏の心臓の解剖か、市販のプリンと手作りプリンの検証か、を選べと。
もしくは全部やってもいいよ、だって…。
おもしろい先生ですね~
え~学校でやってよ~と思いましたが、やってみると面白かった。
ハハが結構はまったりして(^◇^)
いつも内臓なんて別にまじまじ見ないで捨てちゃうから。
オスかメスか観察した。
イカの脳みそ初めて見た。
舌のようなものを引っ張り出してみた。
口から醤油をいれて流れを観察してみた。
目ん玉から水晶体を取り出した。
どこまで~~~
イカの脳みそ!確かに、わたしも見たことないです。
口からインクでなく、醤油いれて流れの確認ですか(^_^;)
最後は食べることを想定しているあたり、すごいな~~~
イカさんはその後照り焼きとなって食卓にのぼりました。
問題はそれをスケッチしてレポートにまとめなければならないことですね。
内臓をスケッチって…難しすぎる。がんばれよ~。
最近、写真とって貼ってかっこよくできたつもりになっちゃうけど、本当はスケッチすることでじっくり観察できるんですよね。
先生さすが!
照り焼きになってくれたイカさんに敬意を払ってがんばれ(^^)/
さてさて話を聞くと、ネット検索で解剖の動画を見たそうなので、私も「イカ解剖 動画」で検索したところ、
「高校生物実験 イカの解剖」 <文科省検定教科書 高校生物Ⅰ・Ⅱ,生物の著者 矢嶋正博が作成した教育用ビデオ>と言うのが出てきました。
・塩辛作る時に使う黄土色の部分は肝臓だったんだ~
とか、
・え、イカの肛門ってそこなの!!!
みたいな発見があって確かにおもしろかったです(^_-)-☆
私が子どもの時は、フナの解剖とかカエルの解剖とかがありました。
フナは近所の人がどこかで釣ってきてくれましたっけ。
のどかでしたね~。
カエルの解剖は、途中で内臓をぽとぽと落としながら逃げていくカエルがいたりして大変でした(^_^;)
今はイカの解剖なんだ。
さてさて、追伸メールで、解剖の時の写真もいただきました。
解剖が苦手な方は、ここからはご注意くださいね(#^.^#)
胴体をひらいたところ
さてさてイカの写真です。
あまり気持ちいい写真ではありませんが。
この方は多分オスです。
図と見比べてみましたがわかりにくい。食道とか透明だし!
醤油を口から入れて流れを見ましたが、これもまたわかりにくい。
ネットのイカ解剖動画では、赤インクを入れていました。これはわかりやすかった。
なるほどね~
(でも赤インクじゃあと食べられないのでやっぱ困る。)
イカの血は青いらしいがちょびっとなのでよっぽど新鮮でないとみることができないそうです。
またさらに新鮮だと寄生虫(アニサキスだっけ)も観察できるかもしれなかったですが、うちのイカさんはそこまで新鮮じゃなかったようです。
アニサキス!
検索してしまった(*_*)
確かにこれ、料理するとき見たことあります。
きゃぁぁぁぁ~~~~~(+o+)
目ん玉を取り出して両脇に置いたところ
目ん玉のあった場所の奥に白い豆みたいなものが見えますが、これが脳みそのようです。
イカの場合厳密には脳ではないかもしれませんが、つまりは神経の集合体です。
割とお目目が発達しているようですね。
目ん玉には水晶体が入っていて取り出すときれいです。
うわっ!
写真の目玉に一瞬びっくりしましたが・・・。
先の動画を思い出しながら見ると、脳みそのすぐ上が肛門なんだ(^_^;)
いやいや、なかなか楽しめました。
メールありがとうございました(^^)/
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