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トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡

走る、走る。想いを乗せて。

(c)2017 トモシビパートナーズ
(c)2017 トモシビパートナーズ
トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡

出演:松風理咲、前野朋哉、植田真梨恵、有野晋哉、富田靖子/井上順
監督:杉山泰一(「の・ようなもの のようなもの」)
原作 : 吉野翠『トモシビ~銚子電鉄の小さな奇蹟~(TO文庫)』

ストーリー

高校生の椎名杏子(松風理咲)は、父を亡くし、母(富田靖子)と二人で銚子の街で暮らしていた。彼女が企画した<銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負>が、地元メディアにも注目され、地元の期待も高まる中、最後のランナーが決まらず焦る杏子。時を同じくして、人生に疲れ果て、ふと銚子を訪れた一人の女性キミエ(植田真梨恵)の美しさに目をとめる電車撮り鉄青年の熊神(前野朋哉)。荒れた生活を送るキミエを世話する羽目になった熊神だったが、キミエを少しずつ理解し、徐々に2人の距離も近づいていく。一方、銚電の名にかけてもその勝負に負けられない銚子電鉄側では、万全の準備を期していたが、まさかの部品故障が発生。
運転士の磯崎(有野晋哉)がレースを諦めかけた時、母と親しくする磯崎を疎ましく思っていた杏子が言い放つ…。
そして、レース当日、それぞれの想いを乗せて、走る、走る。

記者のみどころ

何度経営危機に陥ってもなお、奇跡的な復活を遂げ千葉県銚子市を走り続ける銚子電鉄。そんな銚電を舞台にした原作小説を『沈まぬ太陽』『少年H』で助監督を務めた杉山泰一監督が、人間の暖かさを感じることのできる作品へと作り上げた!

ローカル路線とそれを取り巻く人々の人間ドラマだ。自ら企画した駅伝を走りたいと願う女子高校生の奮闘が描かれ、あと一人たりないメンバーを必死に探す様には、親心が刺激される。一方で電車にもトラブルが起き、今度は駅員のおじさんたちの奮闘が描かれる。ローカル線を舞台にした、親世代の心に響く作品だ。

主演の松風理咲をはじめ、映画初出演のフレッシュな役者陣が集まった。中でも、謎の女性・キミエを演じたシンガーソングライターの植田真梨恵の存在感が光る。ミステリアスでバックボーンの見えない役を見事に演じきった。またauの“三太郎”CMで一寸法師を演じた前田朋哉も、その容姿にピッタリ(?)のハマリ役だ。

すべての登場人物の気持ちが交錯する、レース当日。たくさんの人の想いを乗せて走る、高校生と銚子電鉄。電車と人が織りなすヒューマンドラマの先に待ち受ける、そのレースの結末は。

Text by EISUKE