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ハッピーデザイン

第6回帰省のときにできるチェックとは?

家族だからこそできるチェックとは?

2015/12/25

クリスマスも終わり、年末が近づいてきました。
麻衣さんとお母さんが年末年始の予定を立てているようですよ。
麻衣さんはどんな年末年始をすごすのでしょうか。

麻衣さん「今年は、年末年始の予定は特にないのよね。」
お母さん「あら。そうなのね。お友達と初詣に行ったりしないの?」
麻衣さん「うん。今年はゆっくり家族ですごすお正月にしようかな。お母さんたちはおばあちゃんのとこへ行くの?」
お母さん「そうよ。おばあちゃんも最近はいろいろと心配なことがあるし…。麻衣ちゃんも一緒に行かない?」
麻衣さん「そうだなぁ。おばあちゃんに会いに行こうかな。」
お母さん「そうしてくれる?おばあちゃんもきっと喜ぶわ!」
麻衣さん「うん。おばあちゃん、元気かなあ。」
●今回のハッピーデザイン●
年末年始、麻衣さんの家族だけでなく、久しぶりにおばあちゃん、おじいちゃんに会いに帰省される方も多いのではないでしょうか?
国土交通省官公庁の統計によると、6割を超える人が12月31日~1月3日までの期間に休みを取得しており、クリスマスの日、および成人の日にかかる土日に休みを取得する人の割合も高いようです。
その中で年末年始については他のピーク時期と比較して宿泊旅行の実施率及び平均宿泊数が最も多いものの、宿泊施設の平均稼働率は6割を切っており、他のピーク時期と比較して2割程度も低いようです。
ちなみに旅行の目的の内訳を見てみると、「観光」のみが43.9%、「帰省」のみが42.4%、「観光」+「帰省」が13.7%となっています。
つまり、「帰省」する人は56.1%にのぼると言うことですね。
そんな多くの人がする「帰省」ですが、その時こそ、両親の異変に気付くチャンスです。
実際に、規制で両親の異変に気付く人は多いようで、最近は帰省のときこそ認知症のチェックをしようという記事も多いようです。
2014年9月に日本イーラリリー株式会社が発表した「認知症の診断と治療に関するアンケート調査 調査報告書」(調査協力、公益社団法人認知症の人と家族の会)によると、認知症を疑うきっかけとなるような変化に気付いた人は「家族」が73.3%と最も高く、本人が気づいたのは4.3%でした。
認知症は、なかなか自分では気づかないことがうかがわれます。
ここに、簡単な認知症のチェック項目をあげておきますので、年末年始の帰省の際にさりげなくチェックする、聞いてみるなどしてみるのもいいかもしれませんね。
『認知症チェックシート』
1. 同じことを何度も言ったり聞いたりする
2. 今切ったばかりなのに電話の相手の名前を忘れる
3. しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物をしている
4. よく知っているひとの名前を忘れる
5. ものの名前が出てこなくなった
6. 簡単な計算の間違いが多くなる、いつも大きなお金で支払をする
7. 料理・片付け・運転などのミスや、蛇口・ガス栓の閉め忘れが多くなった
8. 雑誌や新聞、テレビ番組の内容が理解できなくなった
9. 薬の飲み忘れが多くなった
10. 今日の日付・時間がわからない
11. 慣れているところでも道に迷うことがある
12. 約束の日時、場所を忘れたり間違えたりする
13. ささいなことで怒りっぽくなった
14. 自分の失敗を人のせいにしたり、以前より疑い深くなった
15. 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
16. 身だしなみに気をかけなくなった
17. 一人で外出することが減った
18. 気分が落ち込みやすくなった
*5つ以上チェックがある人は認知症の可能性があります。
(和歌山県立医科大学附属病院 認知症疾患医療センターより) 
執筆者
一般社団法人ライフエンディング・アシスト代表理事
古谷 温子

アメブロ
http://ameblo.jp/endingnote-a25/

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