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西宮市にプロバスケットボールチーム「西宮ストークス」が誕生!!

「西宮ストークス」新チーム誕生と西宮市とのホームタウン連携発表の記者会見に行ってきました。

プロバスケットボールチームの兵庫ストークスの新チーム名発表とホームタウン選定に関する発表記者会見が7月16日(木)に西宮市役所にて行われ、まいぷれ西宮編集部も出席させていただきました。

会見冒頭で、2015年7月16日より兵庫ストークスは新チーム名「西宮ストークス」となり、ホームタウンも西宮市に決定したことが
西宮ストークスの田中浩一代表より発表されました。

旧・兵庫ストークス(以下、ストークス)は、2010年に運営会社である「株式会社アスリートグリーン兵庫」が設立され、JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)の2011~12シーズンより参入したチームです。現在NBL(日本バスケットボール協会によるトップリーグ)に所属し、2016年からbjリーグと統合される新リーグ・JPBL(ジャパンプロフェッショナルバスケットボールリーグ)の1部参加を目指しています。

ストークスは新リーグ1部参加にあたり、市単位でのホームタウンや収容人数5000人以上のホームアリーナなど必要な参加基準をクリアするために、関係団体との交渉を進めてこられ、その中で西宮市が候補として挙げられていました。
西宮市とストークスは、西宮市と共にスポーツによるまちづくりを行う異競技連携組織「アスレチック・リエゾン・西宮」にストークスが2014年に参加したことをきっかけに、スポーツを通じてのまちづくりに協働して活動してこられました。その中でストークスは、スポーツにおける盛んな取り組みやスポーツを通した地域発展、総合運動施設の設備などの向上を積極的に進める西宮市に着目。意見交換を進めてこられました。

そして7月に入り、西宮市はじめ、商工会議所、青年会議所、体育協会など市内の多くの団体・企業から賛同を得られ、ホームタウン連携を結ぶ運びとなり、それに合わせてチーム名も「西宮ストークス」変更となりました。

会見には西宮ストークスの田中浩一
代表はじめ、ホームタウン連携先である西宮市の今村岳司市長など、多数の団体の各代表が出席され、協働し一丸となってバスケットボールから西宮を盛り上げていく決意に満ち溢れていました。
会見する西宮ストークスの田中浩一代表(左)と西宮市の今村岳司市長(右)。
会見する西宮ストークスの田中浩一代表(左)と西宮市の今村岳司市長(右)。

「西宮に受け入れていただいた」ということにただただ感謝!

新チーム名「西宮ストークス」を発表する田中浩一代表。<br>後ろはコーチ・主将・チアの皆さん。
新チーム名「西宮ストークス」を発表する田中浩一代表。
後ろはコーチ・主将・チアの皆さん。
「今日はストークスにとって、新たな歴史となる1日」
力強くそう話した田中代表。

会見で田中代表は「なぜ西宮という地を選んだか」という質問に対し、「5000人収容できるアリーナなど、そうしたハードな部分で選んだのではない。
スポーツが文化として浸透し、さらにまちには全て揃っており、強い力がまちに宿っている。それがチームを強くすると考えた。西宮市のバスケ・教育に取り組む姿勢にも魅力を感じた。」と答えられ、西宮市での取り組みやハイレベルな環境、地域との関わりこそ、西宮市をホームタウンに選んだ理由と語っておられました。

さらに続けて、「西宮市に『受け入れていただいた』ということにただただ感謝」と西宮市への感謝の言葉も述べられ、編集部としては田中代表のこの言葉が最も印象に残りました。

西宮と冠したプロチームは初めて!トップレベルのスポーツを身近で見れることが大きい!

新しいロゴをバックにあいさつをする今村岳司西宮市長。
新しいロゴをバックにあいさつをする今村岳司西宮市長。
ホームタウン連携受け入れ先である西宮市側から、各団体を代表して今村岳司西宮市長があいさつをされました。

あいさつの中で今村市長は、「ストークスが西宮という名を冠し、ホームタウンとなるのは非常に嬉しい。西宮が本拠地で、西宮の名がつくプロチームの誕生は初めて。
何よりトップレベルのスポーツを身近で見れることが大きい!将来、『西宮ストークスでプレーしたい!』という子どもたちも出てきてほしい
と西宮ストークス誕生によるまちの活性化に大きな期待を寄せていました。

 
また記者質問では、編集部も今村市長に質問!!
「もし西宮ストークスがチャンピオンになった場合、西宮市としてどんな形でお祝いしたいですか?」
という質問に対して今村市長。
「やっぱりまちをあげて何かしたい。市の補正予算の都合もある為、すぐに決めて実施するというのは難しく、一概には言えない。
それでも『今季来るんとちゃうか?』ともなれば各所と協議をして、ぜひ今までにないような盛り上げ方ができればいい。」と時折笑顔を交えながら答えていただきました。

今後の展開として、西宮ストークスの新リーグ1部参加の条件となる5000人以上収容可能なホームアリーナに関する問題などについて、西宮市側とさらなる調整に入るとされています。
また新リーグ統一前の「NBL15~16シーズン」では、10試合程度西宮市内で主催ゲームを開催する予定であるとの発表もあり、西宮を本拠地としたストークスの活動が本格的に動き出していく方向です。
(なお、どの体育館を使用するかなどは現在調整中とのことです)

さらに、今後西宮ストークスは西宮市はじめ多くの団体と協働することから、主催ゲーム開催以外でも、西宮市内のスポーツ教育などにおいても関わりが一層強まるとされ、「西宮のさらなるブランド力の向上につながる」と今村市長も意気込まれ、西宮ストークスの誕生によって、より西宮が熱く盛り上がっていくことは間違いないでしょう!!

みやたんとの記念撮影に応じる西宮ストークスの上田ヘッドコーチと中務主将とチアの皆さん。<br>
みやたんとの記念撮影に応じる西宮ストークスの上田ヘッドコーチと中務主将とチアの皆さん。
記者会見には、西宮市観光キャラクターの「みやたん」も登場!!
西宮ストークスの選手やチアの皆さんと記念撮影。
(ちなみにみやたんは記者会見に出席された報道関係者のお出迎えもしてくれました)

みやたんの登場に、会見出席者や報道関係者もみんな癒されたり、思わずみやたんとツーショットを撮られるほどの人気ぶり。もちろんみやたんのテンションも高く、とっても喜んでいた様子でした。

これからも西宮ストークスの試合で来られる方を、みやたんらしいお・も・て・な・しでお出迎えしてほしいところです。


☆ 編 集 後 記 ★

まさかまさかのプロバスケットボールチームの記者会見に出席ですよ(^O^)/!!

実は筆者、中学時代はバスケットボール部で、今回の西宮ストークスというプロバスケットボールチームが西宮に誕生したことは、西宮に携わる一人の人間として非常に喜ばしいことです!
ましては、誕生という奇跡なひとときに巡り合えたことも本当に光栄です!!
(ニュースで西宮市がストークスのホームタウンに手を挙げられたのは知っていましたが、まさかこんな奇跡の記者会見に出られるなんて・・・!!)

西宮市側もストークスが西宮にやってきたことを非常に喜んでおられる様子で、ストークスの誕生は間違いなく西宮市にとっても歴史ある出来事だったと感じています。
(何せ”西宮”と冠される初のプロチームですからね!)

バスケットボール経験者として、今後の西宮ストークスの西宮での活躍が非常に楽しみでわくわくしています。

ちなみに、筆者の地元である鹿の国奈良にはbjリーグの『バンビシャス奈良』というチームもあります。
統一新リーグにてストークスとバンビシャスが戦う試合も楽しみですし、両雄がまちをどんどん盛り上げてリーグや日本バスケ界も大きく盛り上げていただきたいなと、一人のファンとして大きな期待を寄せています!!


編集部 T.Y.